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★★★香りの働き★★★

香りを感じるという事は、空気中に漂う香りの成分が呼吸と共に鼻に入ってきた事を意味しています。その香りの成分は鼻の上の方の嗅粘膜に溶け込み、香りの成分を情報として嗅細胞がキャッチします。その香りの情報は電気信号となって、嗅神経・嗅球・嗅索を通り、大脳(大脳皮質や大脳辺縁系)に伝えられ、意識として香りを感じます。
好きな香りや嫌な香りなどの感覚の違いによって、快・不快などの感情が生まれます。また、香りの成分は呼吸によって肺にまで到達して肺静脈などからも吸収されています。血中に入った香り成分は感情に関係なく成分の作用を体に与えているのです。

★★★身体と精神への4つの効果★★★

まず1つは、自然治癒力(免疫力)を高めてくれるということ。人の身体を正常に動かすために、体温・呼吸・ホルモン・血圧・酵素などを一定にしておく働きのことを「ホメオスタシス」(恒常性)といいます。精油にはこの「ホメオスタシス」をサポートする働きがあります。これによって、免疫力が高まります。
2つめは、生体リズムを整えてくれるというもの。生体リズムとは、生活リズムとは違った時間の流れのことで、人間が個々に持つ生体リズムを正常に戻す働きがあります。その正常なリズムが私達の健康をサポートしているのです。
3つめは、精神面への効果です。ストレス・疲れなど、私たちが元気に楽しく過ごしていけるよう、マイナス要因を取り除いてくれます。
4つめは、薬理的な作用。それぞれの精油の効果を使用して、用途に応じて使い分けるということ。例えば、鎮静作用・抗菌作用など・・・さまざまなさようがあります。

★★★3つの「パスウェイ」★★★

アロマテラピーの体への導入ルートを「パスウェイ」と呼びます。同じ香りでも、それぞれのルートにより身体に作用するしくみが変わってくるのです。

 鼻から脳へ指令

精油の香りの成分は鼻から直接脳に伝わり、自律神経系、免疫系、ホルモン分泌系などを司る視床下部に伝達されていきます。脳に伝達された香りの成分が刺激となり、その時に身体が良いバランスを取るために必要な指令を出すしていくのです。

  肺から全身へ循環

鼻から吸うことによって肺に入った香り成分は、毛細血管から血液に入り全身を循環していきます。それぞれの精油の成分が全身にまわって、人間本来が持つ自然治癒力を高めていくのです。

 皮膚から全身へ循環

精油の成分は皮膚から浸透し、毛細血管から血液に入るという特徴を持っています。100%天然の精油は分子が細かいので、皮膚を通過してさらに血管まで入ることができます。そして肺と同じように、それぞれの精油の成分が全身にまわり、人間本来が持つ自然治癒力を高めていくのです。
アロマセラピーは現在、医療現場などでも注目され、心療内科や産婦人科、ホスピスなどで活用され始めています。